kolbの経験学習モデルをもとに、学習支援を行います。経験学習モデル(図)とは、「具体的経験(Concrete Experience):具体的な経験をする。」→「省察(Reflective observation):自分自身の経験を振り返る。」→「概念化(Abstract Conceptualization):一般化、概念化する。」→「実践(Active Experimentation):概念化したものを実践する。」をサイクルさせることで、学びに繋がり、自らの経験から独自の知見(マイセオリー)を紡ぎだすことができます。また、「省察」「概念化」に対する適確な支援が重要となります。
臨床現場には、多くのスタッフからの支援があり、その支援には、精神的支援、業務支援、内省支援があるといわれています。省察の機会を与えるのは内省支援であり、私たちが求めている学習支援とは、内省支援を強化することです。つまり、意図的な内省支援を行い、メタ認知を活性化させ、知識を創造させる学習を行います。その結果、臨床実践能力が向上し、実践につなげることができます。 あくまでも、臨床の現場を中心としながら、学習を支援していくことを重要視しています。つまり、Formal learning(Off-JT)ではなく、Informal learning(OJT)と同様の学習を行います。
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